口腔外科

口腔外科の治療とは?

口は歯だけでなく、歯を支えている顎の骨や舌、歯肉、頬粘膜などで構成されています。それらの組織、粘膜の異常を外科的に診断・処置するのが口腔外科です。
さくら歯科クリニックでは、週2回、口腔外科の先生が診療を行っているため、難しい親知らずでも当院で抜歯可能です。
また、口内炎でご心配の方はお気軽にご相談ください。

口腔外科の治療とは?

一人ひとり生え方が
違う「親知らず」

口腔外科の治療とは?

親知らずは4本生えてくる方と生えてこない方がいらっしゃいます。
現在の日本人は、顎が小さくなりその結果、顎の奥に親知らずの生える場所がなく、正しい位置に親知らずがうまく生えないことがあります。例えば、斜めに傾いて生えたり、横向きに生えたり、歯の一部だけしか顔を出さない半埋伏歯(はんまいふくし)があったりします。
さらに、歯があるのに骨や歯肉の中に埋まったままの場合もあり、このような歯を埋伏歯(まいふくし)といいます。
歯肉に埋まっている歯でも生えようとして手前の歯に力がかかります。そうなると圧迫されて歯並びに問題が生じたり、一つ前の歯に悪影響を与えることがあります。また埋伏歯と歯肉の隙間から細菌が侵入して炎症を起こし、化膿してしまう恐れもあります。

親知らず、抜いた
ほうがいいの?

親知らずは、お口の中でも磨きにくい部分なので意識してブラッシングを行う必要がありますが、正常にまっすぐ生えていて上下噛み合わせがしっかりとしている場合は、抜く必要はないと考えています。
しかし、痛みがなくても、親知らずの位置や向きによっては手前の歯がむし歯になったり、歯みがきが難しく炎症を起こしやすく、化膿することもあるので、気になる症状があれば早めに当クリニックまでご相談ください。

「口内炎」やお口の
中の「できもの」

お口の中のできものといえば口内炎が一般的ですが、痛みもなく「できもの」が次第に大きくなるような場合は良性腫瘍やガンの可能性もあるので、早めの受診をおすすめします。

CASE1

口内炎

合わない入れ歯・被せ物などがこすれて傷を作ったり、頬っぺたを噛んでしまったりしてできるものが口内炎と呼ばれる症状です。平たい灰白色や黄色の膜で覆われていて、痛みが強くでることもあります。当たっている尖った歯を丸めたり、入れ歯の調整をすることで、1〜2週間ぐらいで治ってきます。

CASE2

口腔ガン

口の中にできる悪性腫瘍を口腔ガンといいます。口腔ガンはほとんどが目で直接見ることができるのが特徴です。ただ、見た目が口内炎やその他の潰瘍と似ている上に、その他の潰瘍と比べて痛みが少ないため、口腔ガンとは気付きにくく、気付かない間に進行してしまう恐れもあります。
「2週間以上治らない口内炎がある・・・」という方は、早めの受診をおすすめします。症状に応じて適切な医療機関をご紹介いたします。

治りにくい場合は早めの受診を!