予防歯科
なぜ「予防」が大切なのか
歯は一度抜いたり、削ったりしてしまうと、天然の元の状態に戻すことはできません。そのため、そもそも虫歯や歯周病にならないようにするための「予防」という概念が重要になります。
また、虫歯や歯周病というとあまり重大な病気ではないと考えられる方もいらっしゃいますが、口の中が健康ではないと、体にも弊害が出てきます。さくら歯科クリニックでは、患者様の虫歯や歯周病、お口の中から身体の健康に備え、サポートしたいと考えています。
虫歯や歯周病が与える体への悪影響
- 表情筋の老化
- お口をしっかり動かすことで表情筋老化の予防ができますが、歯が無いと頬が下がっていきます。
- 消化器への負担の増加
- 歯が無くなると、咬む力が弱くなります。噛む力が弱くなることで、胃などの消化器に負担が生じます。
- 痴ほう症のリスクの増加
- 咬むことで脳に血流が増え、痴ほう症の予防に繋がります。
- 狭心症、心筋梗塞のリスクの増加
- 歯周病菌が歯肉から血管を通って心臓に移動し血管壁に炎症をおこします。炎症部分から動脈硬化を起こす引き金になります。
- 誤嚥性肺炎のリスクの増加
- 唾液と一緒に肺に歯周病菌が入り肺炎を引き起こす可能性があります。
- 糖尿病のリスクの増加
- 歯周病菌に対する、免疫反応から生じるサイトカインが、インスリンの働きをさまたげることがわかってきました。歯周病治療をすると血糖コントロールが改善することがあります。
- 女性特有のリスク
- 女性は初潮、出産、閉経のホルモンバランスが崩れやすい時に、歯肉炎・歯周病にかかりやすくなります。妊婦の重い歯周病は早産や低体重児出産のリスク増加に関連があるという報告もあります。閉経後は骨粗鬆症のリスクが高くなると言われていますが、歯を支える歯槽骨ももろくなりますので注意が必要です。
3ヶ月に一度の
定期検診を
おすすめします!
プラーク(最近の塊)がお口の中で3ヶ月経過すると、進行が始まり歯周病や虫歯の悪化の原因となることから、
さくら歯科クリニックでは3ヶ月に一度の定期検診を推奨しています。
早期治療により
治療費が削減できます
3ヶ月ごとの診療を行えば、仮に虫歯が見つかっても初期なので、少ない通院回数で治療ができます。
歯磨きの癖の
発見に繋がります
お口の状態を定期的に確認することで、歯磨きの癖を見つけ、患者様にあった適切なブラッシング指導が可能です。
歯の破折の
予防に繋がります
くいしばり、歯ぎしり、噛み合わせの悪さなどによる強い外的圧力が原因で歯が割れてしまうことがあります。定期的な噛み合わせの調整をすることで予防が可能です。